黒電話
この「黒電話」、飾ったらおしゃれかなぁ・・・と思い、実家の倉庫から持ってきましたが、ずっと押入れに眠ったままでした。
ですが今は、遊びに来る姪っ子の「おままごと」の道具として大活躍中です。
もちろん、姪っ子は使い方は知りません。
あのダイヤルの穴を「ピッ、ピッ」と言って押しています(笑)。
何度かダイヤルを回して見せたのですが、回す意味を理解できないようです。
受話器をここに置くと、今でも音楽が流れてきます。
保留の音楽ですね。
かわいい音で奏でてくれます。
以前から気になっていた、この回す部分は何なんだろう?
固くて回しにくい。
壊れたら怖いので、あまり動かさないようにしています。
姪っ子、この電話で人生相談をしている。
「この前の水泳の進級試験に落ちたんですよ~どうしたらいいですか?」とか「明日は焼き肉を食べに行きたいので、予約しておいてくれますか?」とか・・・。
あまり見過ぎると機嫌が悪くなるので、横目でそっと見ています。
黒電話の記憶が薄れてきています。
小さい頃は使っていたと思うけど、保留の音楽は覚えていなかった。
そしてなにより受話器が重い。
これで、長電話するなら大変だっただろうな。
この「黒電話」、かわいく見えてきたので、やっぱりどこかに飾ってみようと思います。