明太子パスタ
今日の夕飯は、簡単であっさりの和風「明太子パスタ」を作りました。
作り方は、出汁、昆布茶、しょうゆ、バター、レモン汁、明太子を茹でたパスタと和えただけの簡単なパスタです。
海苔、大葉は必ず添えます。
明太子は20歳を超えるまで、一度も口にしたことがありませんでした。
それは母から何度も聞かされた話があったからです。
「お母さんはね、「りんご飴」と「明太子」にあたってもがき苦しんだことがあるのよ。」
という話。
母が子供の頃、屋台の「リンゴ飴」を食べると、中のリンゴがぶにょぶにょだったそうです。
母は初めて「りんご飴」を食べるので、こういうもんかと思ってそのまま食べ(飴が甘いので気にならなかったらしい)、夜にひどい腹痛が起き、即入院。
リンゴ飴の「りんご」、腐ってました。
いや、母よ・・・気づいてくれ・・。
そして「明太子」。
これは、母が高校生の時に真夏に明太子を食べ(親戚の人がお土産でくれたそうです)、母の兄弟全員腹痛で病院に行ったそうです。
あぶら汗が止まらず、ひどい腹痛だったそうです。
私たち姉妹は、この話(もっと生々しい話)を、よく聞かされていました。
なので姉妹全員、「リンゴ飴」「明太子」は、恐ろしいものだ!という感覚があったのです。
コンビニの「明太子おにぎり」って生の明太子が入ってますよね?
友人がそれを食べているのを見ると、なんて勇者なんだ!?と尊敬していました。
ですが、学生時代に友人が「明太子パスタ」をランチに作ってくれました。
恐る恐る一口食べてみると・・・・うまい!!うま過ぎる!!
あの時の衝撃は忘れることができません。
それからは、「明太子大好き人間」に。
白ごはんに明太子があれば幸せ。
とくに「いか明太子」が大好きになりました。
今のところ「ふくや」さんのいか明太子が一番好き。
明太子大好き人間の私は、「いわし明太子」をせっせと作り、実家の両親に持って行きました。
そしたら母は「焼いた明太子大好き人間」に。
あんなに明太子を毛嫌いしていた母が、火を通した明太子なら食べることができるようになりました。
「いわし明太子」もおいしいですよね~。
ちなみに姉たちは今でも「明太子」は、食べることができません。