さつまいもの甘納豆
今日のおやつは、さつまいもの甘納豆。
祖母がダンボールいっぱいのサツマイモを送ってくれました、サツマイモのみを。
「ごめん。この芋美味しくない。」という手紙と共に。
またまたそんな謙遜を・・・と思い、ひとつ蒸かして食べてみました。
確かに美味しくない。水っぽくて甘味がない。
なので美味しくない芋さえも美味しいおやつに変身させてくれる、芋甘納豆を作りました。
~さつまいもの甘納豆のレシピ~
・さつまいも 好きなだけ
・砂糖 サツマイモの約半分の重さ
・水
・しょうゆ ひとまわし
・グラニュー糖
①さつまいもは皮ごと1cmの厚さの輪切りにして10分くらい水にさらします。
②鍋にサツマイモ、砂糖、ひたひたの水を入れて煮ます。
私は3kgのサツマイモを煮ました。
③
ひたひただった水が、さつまいもの上の部分が出てくるまで減ったらしょうゆをひとまわし入れて、さらに少し煮ます。このちょこっとのしょうゆがコクを出してくれます。
火を止めて、煮汁に付けたまま1晩置いて味をしみ込ませます。
④一晩漬け込んだ芋を網などにのせて乾燥させます(1日~2日ほど)。
外のホコリ等が気になるときは、家の中の風通しの良いところで乾燥させても大丈夫です。
急いでいる場合には、150℃のオーブンで時々裏返しながら乾燥させても良いです(1時間ほどかかります)。
芋の表面が乾いたらグラニュー糖をまぶします。
⑤グラニュー糖をまぶした芋を網などにのせてさらに乾燥させます(1日)。その日のうちに食べる場合は乾燥させなくても良いです。
さつまいもの甘納豆のできあがり。
ねっとり濃厚。
近くに置いておくと手が止まりません。というか干している間にもぱくぱく食べちゃいます。
あの美味しくない芋がびっくりするくらい美味しいおやつに変身。
数日後にまぶした砂糖が溶けてベトベトしてきたら、クシャクシャにしたアルミホイルにのせて、トースターで焼いてみてください。外側がカリカリ、中が熱々ねっとりのこれまた美味しいおやつに変身します。私はこっちの方がスキ。
冷凍保存も出来ます。
ごちそうさまでした。
2週間前、近所の人に呼ばれて行くと古い火鉢がありました。
「これ邪魔だから金槌で割ってもらって良い?鉢底石の代わりにするから。」と言われました。
ですが「要らないならください!!」と言って、えっちらおっちら火鉢を抱え、歩いて家まで帰りました。
戦前に作られた信楽焼きの火鉢。
この火鉢を磨いてカキツバタと花菖蒲を植えて、メダカでも飼おうかな・・・と思っていました。
ですがカキツバタを植えた後に色々なことが起こり、庭を眺める心の余裕さえも無くなりました。
今日、カキツバタの花が咲いていることにようやく気がつきました。
日々は留まることなく過ぎていることを実感。
あの日に置いてけぼりになった私の一部が、少しずつ追い付いてきました。