カイザーシュマーレン(オーストリアのパンケーキ)

f:id:hozumi3081:20170615220455j:plain今日のおやつは、カイザーシュマーレン。

 

 

もう何度も何度も作り続けている、このカイザーシュマーレン。

私の大好物です。

名前の通り、カイザー(皇帝)が気に入っていたとされるおやつです。

 

 

カイザーシュレーマンについては諸説あるのですが、私が聞いたのは「宮廷料理人がパンケーキをひっくり返そうとして失敗し、割れてバラバラになっちゃったよ。でも皇帝がその失敗作を気に入って好物になっちゃった。」というものです。

そんなお菓子の歴史を想像しながら食べると、より美味しく感じます。

 

このカイザーシュマーレンは作り方も食べ方も色々あるのですが、今日は私が一番作り慣れているレシピです。

表面はカラメリゼにして香ばしく、そして甘酸っぱいフルーツソースをかけて食べます。

 

カイザーシュマーレンのレシピ

 ・卵     2個

・牛乳    70g

・ラム酒   小さじ1(苦手なら入れなくてもOK)

・薄力粉   100g

・砂糖    15g

・塩     ひとつまみ

 

*レーズン  20g

*バター   10g

*砂糖    大さじ1

 

*粉砂糖(お好みで)

 

 

f:id:hozumi3081:20170615220440j:plainまずは卵を卵黄と卵白に分けてそれぞれボウルに入れます。

卵黄の方に牛乳とラム酒を加えてよく混ぜます。そこに薄力粉を加えてさらに混ぜます。

 

f:id:hozumi3081:20170615220441j:plain卵白に砂糖と塩を加えてしっかりとしたメレンゲを作ります。

 

f:id:hozumi3081:20170615220443j:plain①のボウルに②のメレンゲを3回に分けて加え、その都度ゴムベラでさっくり混ぜます。

 

f:id:hozumi3081:20170615220445j:plain熱したフライパンにバター(分量外)を入れて溶かし、そこに生地を一気に流し入れます。

そして生地の上にレーズンを散らします。もしレーズンが苦手な場合は入れなくても良いし、代わりにスライスアーモンドを散らしても美味しいです。

 

f:id:hozumi3081:20170615220446j:plain片面が焼けたらひっくり返し、フライ返しなどで一口大に切ります。

 

f:id:hozumi3081:20170615220449j:plain一口大に切ったら、砂糖とバターを入れて軽く混ぜながらカリカリに焼きます。

焼けたらお皿に盛りつけます。

 

⑦(おまけのレシピ)カイザーシュマーレンはそのまま食べても、ジャムや果物を添えても美味しいのですが、今日は電子レンジで簡単にできるフルーツソースを作ります。

電子レンジで作るフルーツソースのレシピ

・冷凍ミックスベリー   100g

・砂糖          大さじ1

・レモン汁        小さじ1

 

f:id:hozumi3081:20170615220439j:plain材料を耐熱容器に入れてふんわりラップをし、600wで4分加熱をします。

これだけ。

冷めるとトロトロのベリーソースになります。

 

f:id:hozumi3081:20170615220458j:plainカイザーシュマーレンのできあがり。

熱々も美味しいし、冷めてもモチモチで美味しい。

 

f:id:hozumi3081:20170615220506j:plainベリーソースをたっぷりかけていただきます。

f:id:hozumi3081:20170615220516j:plain表面はカリカリ。

f:id:hozumi3081:20170615220515j:plain中はむっちり。

最後の一口までうまい。

 

この時のカイザーシュマーレンは夕飯の後に作ったのですが、この量をペロリと完食してしまうくらい好き。大好き。

 

 

ごちそうさま。

 

 

今日は久しぶりに庭の写真を。

f:id:hozumi3081:20170615211102j:plain白色を植えたつもりが、紫色の百合が咲いた。

f:id:hozumi3081:20170615211059j:plainピントが合ってなくすみません。

シャンデリアリリー。シャンデリアのようにぶら下がって咲きます。

撮影した次の日に猫に倒されて根元から折れた幻の百合です。

 

今度は暑さでシオシオになった紫陽花をいっぱい載せます。