はじめての大相撲【九州場所】
行ってきました、大相撲九州場所。
相撲ってめちゃくちゃカッコイイ。
~天神からバスで福岡国際センターへ~
バスは福岡国際センターの目の前で停まります。
どこで降りればいいのか・・・と悩まなくても、のぼり旗がずらーっと並んでいるのがバスの窓から見えてくるので、そこで降りれば良いです。
ちなみに帰りも会場前の同じバス停から博多行きと天神行きの臨時バスがどんどん出ているので、焦って帰らなくても大丈夫。
先にバスを降りた祖母がカメラを持って走り出しました。力士の入り待ちをするために。(写真の会場入り口前に集まっている人たちは入り待ちをしている人たちです)
ポツンと置いて行かれた私は、会場前でボケーっと30分ほど祖母を待っていました。
~ようやく会場の中へ~
うおー!テレビで見ているまんまだ!と祖母と一緒に感動。
中では十両力士たちが戦っていました。
胃痛と戦いながら取れた席はマスA席。
祖母への誕生日プレゼントです(と言いつつバス・電車代は全部祖母が出してくれた)。
席から土俵まで結構近い。
力士たちの体がぶつかる音、息遣いが聞こえます。
まわしを「ポン、ポーン」と叩く良い音も。
祖母が大好きな宇良関。
彼が土俵に上がるとすごい歓声、そして女の人たちが一斉にでっかいカメラを構えていました。
~会場内の売店へ~
私と祖母が楽しみにしていたことのひとつが「お弁当」。
自分の席でお弁当を食べながら相撲を観る、それを楽しみにしていました。
ところがどっこい、どこを探しても弁当が売っていない。
祖母と2人で売店の周りをウロウロして探しましたが、無い。お弁当を売っている売店は1つしかなく、お昼前にすべて完売したそうです。
じゃあ何か別の食べるものを・・・と探したのですが甘栗と梅ヶ枝餅しかない。お昼を抜いてきた我々にはちと辛い。
福岡国際センターの売店には食べ物もお土産もあまり置いてありません。
九州場所の観戦に慣れている人たちは、大きなクーラーボックスにお酒や飲み物、お弁当やおつまみを入れて持って来ていました。
もし九州場所に来る事があるならば、お弁当は事前に予約しておくか、自分たちで準備してくることをおすすめします。
しかしそんなことを知らない我々は途方に暮れていましたが、天神で働いている友人が福岡三越で2人分のお弁当を買って届けてくれました。本当にありがたい。
うなぎのちらし寿司弁当、すんごいうまかった。
気を取り直して売店のそばに置いてある力士のパネルの写真を撮りに。
・・・何故にゴミ箱の前?
・・・・何故に女子トイレの前?
でも近くで見ると本物みたいだった。
~幕内土俵入り~
神々しいほどに美しかった。
そしてついついくまモンばかり目で追ってしまう。
力士の動き、ひとつひとつが美しい。
そして美しい肉体。
すべてに魅入ります。
ですが会場内は酒を飲んで酔っ払い、試合を観ていない人寝ている人が多数。もったいない。
でも相撲の楽しみ方は人それぞれ。
とくに印象に残っているのが土俵の一番近くにいるプロのカメラマンの方達。
取組を大きなカメラで撮影しながらニコニコの笑顔、大きく口を開けてびっくり顔、感動した顔。
本当に相撲が大好きなんだな、という事が伝わってきます。
遠藤関の登場で隣に座る祖母の目がハートに。確かにカッコイイ。
琴奨菊関にはもんのすごい歓声と応援が。
すべてにおいて別格だったのが
横綱白鵬。
白鵬関が土俵に上がるだけで騒がしかった会場内が静まりかえります。
横綱白鵬の美しさ、気高さに畏怖を感じる。
声援を送るのさえ躊躇うような雰囲気でした。
いつか溜席で観戦したい。
生で見る相撲は最高過ぎた。
初めて間近で相撲を見た感想はただひとつ。
「戦う男の色気は凄まじい」
~お土産~
自分用にお土産として購入した番付表と絵番付。
とくにこの絵番付が可愛くて、毎日眺めています。
身長と体重も書いてあるので眺めるだけでも楽しい。
本当は額縁に入れて飾ろうとしたのですが、大きい額縁の値段が高かったので厚紙にのりで貼り付けて飾っています。